アパート建築での土地活用方法

賃貸アパート建築で土地活用すると、固定資産税や相続税対策だけでなく、所得税や住民税の還付や軽減が受けられることがあります。土地活用することで、不動産収入とは無関係の給与などの所得税も減らせるのです。所得税の対象となる所得は、内容によって事業所得、給与所得、配当所得、不動産所得など10の区分に分類されています。
この区分2つ以上の所得が一年間にあり、一方の所得が赤字になったときには、もう一方の所得からその赤字分をマイナスすることができます。これを損益通算といいます。
不動産を購入して土地活用を考えアパート建築に乗り出すとき、最初に購入と建築で事業は大きくマイナスになります。このマイナス分を給与所得から差し引くことができるのです。給与所得の還付を受ける場合は、既に税は源泉徴収されていますので、確定申告をして、還付金の申請をする必要があります。
確定申告には青色申告と白色申告があります。青色申告の場合は、損益通算をしても赤字が残る場合に、その赤字額を翌年に繰り越すことができます。アパート建築で土地活用をするときには、収入をどう申告するのかも決めておくことが大切です。
さてもともと不動産を持っている場合ではなく、収益や節税目的に土地を購入したあと、アパート建築をするかマンションを建てるか悩むところです。アパートは木造や軽量鉄筋で作られていて初期投資が安くすむのが魅力です。この場合はほとんどが2階建てです。老朽化が早いこと、賃料がマンションに比べて安いことがマイナスポイントですが、総費用を安く抑えることができるので、リスクを減らして賃料を得ることができます。アパート建築で土地活用するメリットは、少ない初期投資で税制の様々な優遇を受けられること、マンションに比べてリスクの少ないことです。しかし、せっかくアパート建築をしても、空き室が多くては収益をあげることはできません。またアパートを維持するには、庭木の剪定や共有部分の掃除、外壁の塗り替えなどのマンションのメンテナンス費用のほかに、入居者が退室したときのクリーニング代なども必要です。
どんな建物を建てるかは、土地活用後のランニングコストなども考慮して、長期的な計画を立てる必要があります。